お久しぶりです。随分と間が空いてしまって済みません。動画にするようなネタが無くて何となく更新するのに気が引けていたのですが、放置するよりはマシですので、ぼちぼち書いていきたいと思います。
さて、なかなか動画を上げられませんが、いちおういろいろと進んではおります。最近の一番大きなトピック(Studio F#的に)は、Unityを2018.2から2019.3にバージョンアップしたことです。このバージョンからLWRPあらためURPが正式版となり、また将来的にはこれが標準的な描画方式となっていくとのことでしたので、これを機にセグメントブレイカーもURPに変更しました。
URPにすると何が変わるか、ざっくりと言うと、描画品質を維持したまま動作が軽量になります(興味のある方はこちらのUnity Blogの記事をどうぞ)。もちろん映画のようなハイエンドグラフィックスとなるとURPでは辛いですが、一般的なゲーム制作では充分な品質です。描画が軽くなると、その分見た目を凝ることもできたりするので、いろいろと良いことがあります。軽さは正義。
ただ、従来のシェーダの中には、そのままではURPで使用できないものが多くあります。その辺の資産が多いと移行が大変かもしれませんが、今回の場合は比較的すんなり移行できました。自前のシェーダがそれほど多くないのと、それらも大して特殊なことをしていなかったためかと思います。
キャラクターをトゥーンな見た目にしているユニティちゃんトゥーンシェーダもURP対応版が既に出ており、そちらに差し替えれば問題無く移行が可能です。しかし、インゲームで使うにはちょっと重いなとあらためて思いまして、これも良い機会なので自前のトゥーンシェーダに変更することにしました。ユニティちゃんトゥーンシェーダーの描画結果を参考にしつつ、不要な機能は削減し、見た目を大きくは変えずに軽量化することができました。話が若干戻りますが、見た目が変わったわけではないので、動画などは特にありません。
これ以外に何をしているかというと、戦闘システムをちまちまと作っています。各種コマンドとエフェクトが組み上がってきたら、こちらは動画で出せればいいなと思っています。